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シャンプーで地球環境を綺麗に!

シャンプーで地球環境を綺麗に!

皆さまは環境に配慮された化粧品を選ばれたことはありますか?

実は地球環境へ有害な影響を与えている原因…
その1つに化粧品に含まれる化学成分が大きく影響しています。
毎日のメイクで地球環境を汚しているといっても過言ではありません。
とりわけシャンプーは、ほぼ全ての人が使用している為、影響が大きいと言えます。

そこで『環境へのやさしさ』という目線から、
●地球環境に優しいシャンプーの選び方
●化粧品によって起こる環境被害
についてご紹介をいたします。

今回の内容を通し、一人でも多くの方が地球環境に目を向けて、
地球環境に優しいシャンプーをお選びいただく参考となれば幸いです。

環境にやさしいシャンプーのポイント

モアコスメティックスでは、環境に優しいシャンプーの定義として「水の次に多く配合されている界面活性剤がポイントになる」と考えています。この界面活性剤はシャンプーでは洗浄成分と呼ばれており、泡立たせ汚れを落とす成分になります。一般的なシャンプーでは、水が約70%~80%、洗浄成分が10%~20%配合されています。そのため、水の次に配合量の多い洗浄成分が環境に優しい成分であれば、そのシャンプーは環境に優しいシャンプーと判断することができるのではないでしょうか?

一般のシャンプーの洗浄成分には大きく2種類に分けることができ、それは「硫酸系洗浄剤」と「アミノ酸系洗浄剤」になります。

硫酸系洗浄剤は、シャンプーをはじめハンドソープやボディソープ、歯磨き粉や食器洗剤など人の生活の中で幅広く使用されている洗浄成分になります。アミノ酸系洗浄剤は、ドラッグストアやスーパーなどで販売されているシャンプーだけでなく美容室などで販売されている天然由来のオーガニックシャンプーやボタニカルシャンプーに使われる洗浄成分になります。

しかし、モアコスメティックスでは環境に優しいシャンプーづくりとして、これまでとは全く異なる新しい洗浄成分の開発を長年に渡り行ってきました。20年以上の研究を重ね「お酢系洗浄剤」という環境にやさしい界面活性剤の開発に成功しました。この洗浄成分はこれまでご紹介しました硫酸系・アミノ酸系洗浄成分と比べてどれくらい環境に優しいものか皆さまにご紹介をさせてください。

環境にやさしいシャンプーはCO2の排出を削減する

モアコスメティックスでは以前から市販シャンプーの主流である「硫酸系洗浄剤の生分解性が低い」ことから地球環境に大きな影響を与えることが分かっておりました。そのため、しっかりとデータとして示すだけでなく環境に優しい洗浄成分の開発を行うため生分解性試験を実施しています。

この試験は洗浄成分自身がどれだけ分解されやすいものかを評価した試験で、分解がされやすいほど下水処理に時間がかからないことから環境にやさしいシャンプーとして判断することができます。

実際に硫酸系・お酢系洗浄剤を使用するため、硫酸系洗浄剤には『ラウレス硫酸ナトリウム』、お酢系洗浄剤には『ラウレス-3酢酸アミノ酸』を使用して生分解性試験により比較をしました。

その結果、ラウレス硫酸ナトリウムは3日が経過してようやく半分の分解力に達したのに対して、お酢系洗浄剤は3日で約80%も分解がされていきます【図1】。

 

Bades_生分解性実験

 

さらに14日間で詳しく見ていきますと、ラウレス硫酸ナトリウムは65%が分解されているのに対して、お酢系洗浄剤でははるかに上回る88%も分解されていることが確認できます。

つまり、硫酸系洗浄剤よりもお酢系洗浄剤は分解されやすいことが分かっているため、下水処理にかかる時間や電力も23%削減することが言えます【図2】。

 

Badens_生分解性実験_図2

 

実際にシャンプーは使用するとそれは下水処理場で処理をされていきますが、シャンプーは多くの人が使用するものでもありますので膨大な電力が毎日のように使用されています。電力を生み出すには、エネルギーが必要になりますが、それには必ずCO2の排出が伴います。しかし、23%の電力を削減できるということは、洗浄成分の分解に使用するCO2の排出も23%減らすことにつながります。

化粧品で地球環境が汚染されているとは??

また、化粧品の問題でここ数年で大きくメディアに取り上げられるようになっているのが、「日焼け止めによって珊瑚礁の死滅している」というニュースです。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、夏場に必ず使用している日焼け止めによって地球の珊瑚礁が年々減ってきています。珊瑚礁が減ってしまった原因が、実は日焼け止めに含まれている紫外線をブロックする成分『紫外線吸収剤』によって、珊瑚が生きていけずに年々減少してしまっているのです・・・

Badens_日焼け止めは紫外線吸収剤不要

 

最近の研究では、珊瑚に共生しているプランクトンや微生物が紫外線吸収剤によって珊瑚から離れてしまい、酸素を吸収できなくなってしまうことで珊瑚が白化し死滅していることが分かっています。

昨今の環境省の調査では、沖縄県石垣島の沖にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」で、サンゴが白くなり、死滅するおそれが高くなる「白化現象」が全体の92.8%に及んでいるとの報告があります。
(参照: NHK News 沖縄 2022.10.24版)

地球温暖化の影響による海水温上昇の影響も珊瑚白化の要因の一つですが「紫外線吸収剤」という化学物質の影響も大きく影響しており、私たち人間の使用する物が、罪の無い自然環境と生き物を破壊してしまうという非常に痛ましい心苦しい事が起こっているのです…。

この紫外線吸収剤、ハワイやパラオ、フロリダといったリゾート地では、紫外線吸収剤入りの日焼け止めの使用や販売が禁止・規制されており、国によっては持ち込みも禁止されており、化粧品によって地球環境が汚染されている1つの事例として多くのメディアで取り上げられるようになりました。

モアコスメティックスのSDGsへの取り組み

モアコスメティックスではアトピーアレルギーの方など人に安全安心にご使用頂ける化粧品を目指すだけでなく、同時に私たち人間が暮らす自然環境に配慮した、地球に優しい製品の開発も創業以来行って参りました。その取り組みは今、SDGsの活動に直結するものとなっています。

SDGsとはSustainable Development Goalsの略称で、持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。SDGsには2030年までに17の目標と169のターゲットから構成がされており、国や企業、一人ひとりに至るまでに取り組むことが求められています。

サスティナブル、環境に優しいシャンプー

 

この17の目標の中で当社では製品開発を通して、6つの目標達成に貢献をしていますが、当社の特許開発品『ラウレス-3酢酸アミノ酸』の『生分解性試験』によって、生分解性の高さを実証できたことで【6:安全な水とトイレを世界中に】のターゲット3とbを達成し、また【14:海の豊かさも守ろう】にも繋がっています。

市販のシャンプーからお酢系洗浄剤のBadensスキャルプシャンプー&トリートメントに変えることは、CO2の排出を減らし地球環境を守るだけでなくSDGsの取り組みにも貢献することができます。

さいごに

今回は皆さまが毎日使用するシャンプーで地球環境を綺麗に!という視点でご紹介をいたしました。当社のお酢系洗浄剤は特許を取得しているため、当社のシャンプーブランドであるBadensバーデンスにのみ配合がされています。今ではさまざまなシャンプーがドラッグストアやスーパーで販売されていることもあり、シャンプーで地球環境を変えることは現状では難しいように思えます。しかし、今まで購入されている市販のシャンプーからBadensバーデンスのシャンプーをご使用いただくことによって、お肌や髪が美しくなりながら地球環境にも貢献することができるのです。

多くの人にとってシャンプーは毎日使うものになりますので、一人ひとりが毎日のバスタイムで地球環境に優しいシャンプーを使用する姿勢が、地球環境をキレイにしていきます。できることは小さいなことかもしれませんが、ご覧いただきました内容を通して、少しでも環境にやさしいシャンプーにご関心・ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記からサンプル請求をいただけますと幸いです。

毎日使用しているシャンプーから地球の環境をキレイにするシャンプー選びを心がけてみてはいかがでしょうか?

私たちモアコスメティックス一同は、みなさまお一人お一人の輝かしい美の力を引き出し、笑顔が溢れる世の中にしたいと願っています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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